前立せん肥大の初期症状
前立せん肥大と言われてもピンと来ない方もいるかもしれませんが、年々、年を重ねていきますと肉体の変化が気になるようになり、自分ではまだまだ若いつもりでも、肉体は刻一刻と老化を始め、多くの方が無意識に生活をしている中、ふとしたことで気がつく老化の一つが前立せん肥大で、頻尿や尿漏れと言った症状であれば誰でも心当たりがある場合が多くなります。
前立せん肥大と言われれば、大層な病気の名前かと思われる方もいるかもしれませんが、前立せん肥大の症状のほとんどが尿に関係するもので、前立せん肥大が始まるのは30代からといわれ、50代で30％程度の方が前立せん肥大だとされていますし、その後、年代を重ねる毎に前立せん肥大の割合は増して行き、80代では90％の方が前立せん肥大であると言われていて、それほどに身近なものである前立せん肥大ですが、必ず治療が必要になるものと言うことではなく、ある程度の生活習慣の改善などによって抑制をする事も出来ます。
前立せん肥大を防ぐためには、前立せん肥大の初期症状を知っておくことから始めることが大切で、初期症状を知っておけば、自分の体がどのような状態であるのかと言うことを知ることも出来ますし、前立せん肥大の初期症状は尿意を我慢する事が出来ない、尿の出が悪い、尿の切れが悪い、残尿感があるといったものになります。
忙しい中、これまでは我慢する事も出来た尿意が、いつからか我慢する事が出来なくなってきているといった場合、疲労感からか、尿の切れが悪いと感じている方もいるかもしれませんが、尿の切れが悪いといった症状は前立せん肥大の初期症状でもあり、素人判断は危険ですので可能性があると言うだけでも一度診察を受けてみる価値はありますし、下半身に関係するものですから、非常にデリケートな問題ですが、場合によっては治療が必要になる可能性もありますので、きちんと診察を受けておくことが大切です。