前立せん肥大の原因と治療

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前立せん肥大治療の開腹手術

前立せん肥大の症状の治療で行われることになる手術ですが、一般的に広く普及している手術法は内視鏡による手術になりますので、出血も少なく、即効性のある効果の発現、手術時間の短さによるリスクの軽減などメリットの高い手術ですが、内視鏡を使った手術では根治は難しく、再発の可能性などを考えれば、きちんと前立せんの切除を行ないたいと考える方も多くいます。

 

前立せん肥大の症状を根治させるためには、前立せん自体を全て切除する以外には方法はありませんし、肥大化するべき前立せんがなければ、肥大することも出来なくなるわけですから、前立せん肥大を根治する事が出来る最も確実な方法でもありますが、前立せんを丸ごと摘出する大掛かりな手術となれば、開腹手術以外にはなく、そうなると当然、体にかかる負担も大きなものになりますし、大掛かりな手術になるため、現在は前立せん肥大の開腹手術を行なっている病院自体が少なく、開腹手術を希望する場合には該当する病院を探すことから始める必要があります。

 

前立せん肥大治療の開腹手術では主に3種の術式がありますが、現在、一般的に利用されている術式は恥骨後式と言われる術式になり、出血自体が少なく、膀胱を傷つけることなく肥大化した前立せんを摘出することが出来るため、前立せん肥大の開腹手術の大半はこの術式が使われることになります。

 

前立せん肥大治療の開腹手術の恥骨上式と言われる術式は以前使われていたもので、術後に激しい尿意が続いたり、長期間のカテーテルが必要になるなど患者にかかる負担が大きいため、現在では使われることのなくなった術式になります。

 

前立せん肥大治療の開腹手術の会陰式と言われる術式もあるのですが、切開自体は小さく、体にかかる負担が最も少ない術式になっている反面、医師に求められる技術力が非常に高いため、恥骨上式と同様に現在は行われなくなった術式で、肥大化した前立せんを完全に除去してしまうことになるので、再発の可能性はありませんが、場合によっては男性不妊になるなどのリスクもある事から、開腹手術での前立せん完全除去は慎重に行なわなければならない治療法でもあります。

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